自動出荷とは
自動出荷は、文字通り出荷業務を自動化するツールです。
自動出荷システムを導入すれば、物流作業が大幅に効率アップできます。
メリットとしては、作業スタッフの負担が大きく、人為的ミスが格段に無くなります。
具体的には、各ECサイトやECモールの受注管理から出荷作業を代理で行い、物流倉庫が自動化できるということです。
物流におけるRPAとは
今まで人間がPCで行っていたデスクワークを、人間に代わって実行してくれるソフトウェアロボットです。
人間が、命令した通りに正確に自動で行ってくれます。
具体的には、物流におけるRPAは主に納品書や送り状の発行です。
さらには、データ訂正、ピッキングリスト発行などがあります。このRPSなどのデジタル技術を利用し、業務改善を目指すことができます。
FBAとは
「Fulfillment by Amazon」の略です。
一般的に通販で消費者が商品を注文されてから手元に届くまでの必要な業務の全般です。
つまり、注文から決算までAmazonが代行するというサービスです。
具体的には、Amazonに出品商品を発送するだけで梱包作業も発送手段や送り状の管理も一括してやってくれるシステムです。
もちろん、Amazonへの手数料は発生します。
SKUとは
「Stock keeping Unit」の略です。在庫管理上の最小の品目数を数える単位として使われています。
「種類」とほぼ同じ意味です。物流の専門用語として、在庫管理をする上で、「種類」よりも好まれ「SKU」が用いられています。
具体的には、TシャツのサイズがS/M/Lと3種類とカラーがさらに3種類あるとすると、4サイズ×3カラー=12SKUとなります。
効率的な在庫管理ができます。
リードタイムとは
リードタイムとは、「物流業務のスタートからゴールまでの時間」のことです。近年、「早く商品が欲しい。
早く商品を受け取りたい」と望む消費者が増えています。なので、出荷作業のリードタイムの短縮は物流会社にとって必須課題となっています。
具体的には、リードタイムには「開発・調達・生産・配送」に分かれています。
このリードタイムを短縮することで在庫が増加することを抑制し、収益を最大化させていくことが可能になるということです。
サプライ チェーンとは
製品の調達から消費までの流れのことです。「調達、製造、販売、顧客」の流れです。
具体的には、私たちが購入する商品は、様々な原材料や部品などが組み合わさって作られています。
生産者から消費者に届くまでの流れを表し、企業の枠を超えた管理、最適化を目指していくことが過剰在庫の防止やリードタイムの短縮も期待できます。
ラスト ワンマイルとは
分かりやすく言うと、お客様へ商品を届ける物流の最後の区間のことです。
EC市場が増加している近年では、ラストワンスマイルの競争が激しくなってきています。
具体的には、コンビニでの受け取りサービスもラストワンスマイルです。
購入者のライフスタイルに寄り添った届け方のサービスです。近い将来では、ドローンや自動運転自動車での配送もラストワンスマイルの取り組みになるでしょう。
パワード スーツとは
パワードスーツは、装着型筋力補助装置のことです。主に、持ち上げる動作を補助するために使用されます。
具体的には、作業者の腰痛や現場の環境改善を目的として使用されています。
女性でも平均最大30kgの荷物であれば、小さな力で持ち上げることができ、安定した労働力を確保することができます。
ピッキングとは
電票などのピッキングリストと呼ばれるものに基づいて、商品を取り出す(ピックアップ)作業のことです。
ピッキングには、発送先ごとに商品を集める方法と、商品を集めてから仕分けを行う2種類があります。
具体的には、人の手で行う軽作業ではありますが、生産性を改善するためにもITを活用して、適切にピッキングを行うことが大切です。
ハンディ ターミナルとは
物流現場では、「ハンディ」と呼ばれることが多い、片手で持てるハンディサイズのデータ収集端末のことです。
具体的には、三次コードやバーコードを読み取り、データの送受信や読み取り等の作業に用いられます。作業の効率化、簡素化に活躍します。
送り状とは
荷物の出荷先が記載されている伝票のことです。
具体的には、荷物を配送する際に貼り付ける伝票で内容としては「送付日、宛先、送り先、連絡先、中身の品名」が一般的です。個人情報なので、企業側は取り扱いに注意が必要です。
デバンニングとは
一言で言えば、コンテナからの荷下ろし作業のことです。
具体的には、コンテナからの荷物をフォークリフトなどを使用して運び、荷下ろしをします。
1人でやる作業ではなく必ず複数で行う作業です。ちなみに、コンテナに荷物を詰め込む作業はバンニングと言います。
AGVとは
Automatic Guided Vehcleの略称です。無人搬送車又は無人搬送ロボットのことです。近年では、AI技術が発展し、主に屋内での活用でした。
今では屋内外の動作やさらには不安定なルートの自律走行も可能になりました。
具体的には、「A地点にB地点へモノを運ぶため」の車です。
AMRとは
Automatic Mobile Robotの略称です。自律走行搬送ロボットです。
具体的には、「人と稼働範囲を共有している場所で物を運ぶ」ロボットです。
走行中の人や障害物などを避けて、移動することができるので、人と協働するロボットのことです。
リーチ 式 フォークリフトとは
主に電気で動きます。(バッテリー式)排気ガスを出さず、立った状態で操作もできます。
フォークリフト・トラックとも呼ばれる、重量物積み上げ運搬装置です。
具体的には、前方のツメに重い荷物をのせてもバランスが取れるため、安定して荷物運搬ができます。
メッセージカードの手書きをする
商品を購入していただいたお礼にあえて、手書きのメッセージを書くことです。
具体的には、代筆をやってくれる企業もあり、手書きであたたかみのあるメッセージを書いてくれます。
トレーサビリティとは
商品がどのような場所で作られ、流通し、販売されているのかを把握する仕組みのことです。
この言葉は、食品業界や販売業界など、流通に関わる業界全体で使用される言葉です。
具体的には、原材料の調達から、消費や廃業まで追跡可能な状態にすることを表しています。
クロスドッキングとは
クロスドッキングとは、クロスドックとも呼ばれています。
仕入れ先から貨物を物流センターに入荷してして、在庫保存せずに、そのまま仕分けを行い、出荷することです。
荷物を開けることなく、積み替えます。
具体的には、荷受け、検品、仕分け、出荷という流れです。
かなりの作業コスト削減が実現します。